恋愛至上主義

若い連中が道路端に座り込み、たむろしていた。
最近はぶっそうな事件が多いので、
目を合わせないようにしたが、
正直、一言意見したかった。
「もったいないよ」と。
若い時、時間は無限にあるような感覚がある。
それは錯覚なのだが、残念なことに若さが永遠に
過ぎ去ってしまってから、初めてわかる。

若い、今のうちにしかできないことをしなよ。
殊に純愛をしなよ、と言いたい。
Sexは、ある程度歳くってもできる。
でも純愛、プラトニックラブはせいぜい大学生までだ。
それより上になると、もう自分自身の幼さ、ピュアさが無くなり、
様々な雑念、計算エトセトラで、本当の純愛は無理だと思う。
どんな人間に対しても「あら」が見えるようになってしまう。

そもそも、恋愛は病気のようなもの。熱病だ。
それは対象を実際よりも、高く評価し神格化すること。
そんな病気になれるのも時期がある。
そんなことは、若いうちしか可能ではない。
しかも、その熱病の中では、世界が輝いて見える。
相手だけが唯一の価値に感ぜられる。
今を逃すと、そんな経験は、一生味わえない。

若い時こそ、恋愛至上主義を標榜してほしい。
と、もはや手遅れになった僕は痛切に思う。
なんで、こんなに不純になっちまったのかなぁ。
（いや、決して変な意味ではないですよ）

でも、新垣結衣ちゃんかわいいねぇー。
この歳でも純愛しちゃいそうです。