2007年7月7日土曜日

ひとりごと

今日は朝から降りそうで降らない。
太陽が出ないと気分が良くない。
お天道様っていう感覚、わかるなあ。
年取ったせいか、永続性が心にかかる。

外では子供の遊ぶ声が聞こえている。
あのころ、世界は無限の可能性に満ちていた。
そして無限の時間があった。
じっとしてなど居られなかった。
いつからだろう。
気がつけば、何時間でも何もせずにじっとしている。
ただ木の緑を眺めているだけで。

会社へ行かない休日は自由な時間。
けれども、それは仮死状態に近い?
時間の流れが速くなった。
というか自分のCPU速度が落ちた。
体は常にどこかしら万全でない。

若い君たちに言ってあげたい。
今のその状態はあっと言う間に終わると。
過ぎ去ってから、その貴重さに気がつくと。
下らん事で時間を費やしてはいけないと。
瞬間、瞬間を味わいつくさねばならないと。
まさに「若さは若いものにはもったいない」だ。

が、しかし、同じことを60歳くらいの老人は僕にいうのだろうか?
今の自分自身が同じ間違いをおかしているのではないか?
もう余生と感じている自分は、実は大きな間違いをしているのか?
後から後悔しない生き方をしろ。精一杯生きろ。
でも、何が大事なんだ。
僕は何をすれば納得できるんだ。
わからん。
高校生の頃なら銀河系の彼方へ行けたら死んでも良いなんて思ってた。
大学の頃なら本当に好きな子と一緒に居れればそれだけで良いなんて思ってた。
中年の今は、いったい何をしたいのか。正直わからない。

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